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過敏性腸症候群のしくみ:[IBS System] |
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私が認識している、過敏性腸症候群に到るプロセスを図にしてみました。
一応、説明します。 まず、神経系は脳、脊髄などの中枢神経系と、 体のその他の器官まで伸びている末梢神経系に分類されます。 脳は大脳、中脳、小脳、間脳などに位置的に分類され、働きも異なります。 大脳は私たちの意識と深い関係があり、その他の脳は、 より原始的、基本的な生命維持のための働きをおこないます。 間脳には有名な視床下部と脳下垂体があります。 それらは中枢神経の要となっており、副腎における各種ホルモン分泌などの作用をおこないます。 デカルトが体と心の連結器と考えた松果体は視床の後ろにあります。 一方、末梢神経系は体性神経系と 自律神経系に分類され、前者は体を意識的に動かすときに機能しますが、 後者が、意識していなくても生命維持のための働きを果たしてくれている重要な機能です。 さらに自律神経系は、交感神経と 副交感神経からなりたっており、 交感神経は通常、昼間起きているときに活性化している、「活動するため」の神経で、 副交感神経は、夜寝ているときに活性化している、「休むため」の神経です。 私たちが困っている、過敏性腸症候群は、この交感神経と副交感神経のバランスがおかしくなっていると 考えられています。 さて、過敏性腸症候群は、図の、自律神経→腸管神経の部分が、 過剰反応になっている状態と考えられています。 朝に多いので、 睡眠中の副交感神経系(下痢を促進)から交感神経系(便秘を促進) へのバトンタッチがスムーズに行われていないせいかもしれません。 発症にあたっては、食事の後の胃→腸の反射作用、 も寄与していますが、これが自律神経のどこかバランスを失っている場所よりも手前でリンクしているのかも知れません、 また、心配性とか神経質とかの精神的な要因とも大きな相関があり、 「クセになる」という表現が適切な症状だと思いますので、これらのことから、 むしろ脳内におけるセロトニンなどの分泌ホルモンとの 関係があるのではないかと個人的に疑っています(季節変化もするし)。 ともかく、視床下部が受け取ったストレスを、過剰に腸管神経に伝えてしまうような機構が存在するようです。 で、腸管神経が信号を受け取ると、腸の異常運動がはじまり、 おなかのなかのものがどばばーっと出てきてしまいます。 一度経験すると、ネガティブ思考の強い人ほど、 それに対する心配がストレスとなり、あるいは、強烈に記憶として強化定着され、 上記のループがポシティブフィードバックになってしまうようです。 さて、では、どうすればよいのでしょうか? 上記のループのどこかを断ち切ればよいのです。 言うは易しですね。ごめんなさい。 私もこれで、二十年ほど苦労してきたわけです。はぁ。。。 治療は、普通に病院に行くなら、一番よいのは、心療内科か、神経内科ではないでしょうか? 現在、私は心療内科に通院していますが、最初はたまたま胃腸科に先にいってしまいました。 胃腸科でもよいと思いますが、当然、心療科のほうが心のケアに時間をかけてくれると思いますし、 胃腸科や内科に行っても、薬をくれて、「様子を見ましょう」ということが多いような気がします(偏見?)。 また、過敏性腸症候群の人であれば、肛門科のお世話になることも多いのではないでしょうか? 心配に思ったら、はずかしがらずに行ってみましょう。 例えば痔の治療であっても、基本は「便通異常をなおすこと」からです。 共通することも多いようです。 治療方法に関しては私の経験したものが中心ですが、 「おしり対策」をご参照ください。 |