過敏性腸症候群に関するアンケート調査:[Enquete]


SPA!の取材協力として先日おこないましたアンケートの集計結果についてご報告いた します。 ご協力いただきましたかたがたにはこの場をおかりして厚く御礼もうしあげます。

アンケート自体はアンケートページを参照ください。 回収期間は2000/09/17〜24の一週間としました。 有効回答件数は66件ありました。男性35件、女性31件です。 なお、この母数自体は、無作為抽出ではなく、当サイトを訪れた希望者による回答集 計結果ですので、 データを解釈される場合にはその母集団の特性についても併せご留意ください。
1.年齢分布

IBS患者(というか、回答いただいたかたがた)の年齢構成を図1に示す。ほぼ男 女同数であり、分布状況も、15歳〜45歳くらいまでで男女とも似たような傾向である。た だこれは、インターネット環境を利用できる年齢でフィルタリングされているので、 実際に症状を抱えている年齢構成であるという解釈はしないほうが賢明であろう。3 0台前半の男性に鋭いピークがあることが注目される。これはやはり働き盛りの仕事 上のストレスが原因であると考えられる。 女性は3名が年齢無記入であったため母数は男性35件、女性28件。

2.発症年齢分布

IBSの症状がいつごろ発症したかについて、分析をおこなったのが図2である。早 くは「物心がついたとき」から、「35歳」くらいまで幅広い分布をもつが、特筆す べきはやはり10台前半の思春期の時期である。10台に発症した割合は全体の6割 以上となっている。また、20台後半にも小さなピークが見られるが、これは仕事あ るいは育児によるストレスであると考えられる。 母数は男性35件、女性31件。

3.便症状分布

うんち症状について図3に整理した。IBSの症状として、下痢型、便秘型、交替型 として分類した。(ガス型は併発している場合が多いので、次項目にて整理した。 )男女ともに下痢型が多くの割合を占めている。女性のほうが交替型が多いことがわ かる。多少なりとも女性の方が便秘傾向があるということかもしれない。 純粋な便秘型は、非常に少数であったが、これは「単なる便秘」と区別されて おらず本人があまり自覚していない、あるいは症状があまり「困らない」などが理由 で顕在化していないものと思われる。 母数は全回答数の男性35件、女性31件を円グラフ左右に各100%として表示した。

4.ガス症状分布

前項目とは別に、ガスについてだけまとめた。男女ともある程度の割合の人がガス型 IBSであることが判る。また、ガス型症状は女性のほうに多く見られる傾向がある ようである。ここにも、「男性はあまり気にしない」ので顕在化しにくいという構図 がある可能性がある。 母数は全回答数の男性35件、女性31件を円グラフ左右に各100%として表示した。

5.併症分布

IBSの患者がストレスによる他の症状を併発している割合を図5にまとめた。男女ともに実に6割以上の 人がなんあらかの別症状を自覚していることがわかった。複数回答を得たものと しては、頭痛、発汗、頻尿、動悸、パニック障害、ニキビ、震え、強迫観念、などが あった。 母数は全回答数の男性35件、女性31件を円グラフ左右に各100%として表示した。





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